インビザラインのメリットはもちろんのこと、デメリットについても熟知しており、患者様の歯並びの状態やご要望などを伺った上で、最適な治療法をご提示しております。また、インビザラインの適応症例かどうかの診断もした上で治療を開始しますが、万が一、インビザラインでの治療が治療計画通りに進まなかった場合でも、経験豊富な矯正医が他の矯正治療法で歯並びを治療することができますのでご安心ください。
インビザライン以外の矯正治療法(ワイヤー矯正など)で治療経験をしたことがない歯科医師でもインビザラインは治療可能です。しかし、万が一、治療計画通りに進行しなかった場合、インビザライン以外の矯正治療経験がない歯科医師では、ワイヤー矯正などの治療法で歯並びを治療することは難しいこともデメリットのひとつと言えるでしょう。
インビザライン | ワイヤー矯正 | |
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見た目(審美性) | 非常に審美的 | 表の装置は目立つ |
調整(来院)の頻度 | 2~3ヶ月に一度 | 毎月 |
通院中の診療時間 | 20~30分程度 | 60分前後 |
ブラッシングのしやすさ | 非常にしやすい | 非常にしづらい |
虫歯や歯周病のリスク | ほとんどない | ブラッシングによっては高リスク |
応急対応の頻度 | ほとんどない | ワイヤーの伸びだし装置脱離など |
発音(しゃべりやすさ) | 発音障害が若干ある |
表側装置はほとんどない 裏側装置は発音障害がある |
コンプライアンス |
しっかりと装着する必要がある (1日22時間の着用) |
着脱がないので関係なし (顎間ゴムは重要) |
20代男性。装置はマウスピース(インビザライン )。治療期間は1年2ヶ月間。ディープバイト(深いかみ合わせ)と口元の前突感を気にされて来院されました。ディープバイトと前突感を改善するため、インビザライン(マウスピース矯正)で、上下歯列の後方移動(遠心移動)と、それに伴う前方傾斜(近心傾斜)の改善を行いました。
20代女性。装置はマウスピース(インビザライン)。治療期間は1年6ヶ月。下の前歯の叢生を気にされて来院されました。目立たない矯正装置を希望されていたため、インビザラインにて治療しました。内側に入り込んでいる歯を外に出すスペースが無かったため、治療期間が少しかかりましたが、患者様には満足していただきました。